Question

ヨコハマという街に芸術文化は必要ですか?

ACY15周年記念展示「クリエイターがいるYOKOHAMA」

芸術文化と地域社会をつなぐ中間支援事業アーツコミッション・ヨコハマ(横浜市芸術文化進行財団)の活動15周年記念する展示のアートディレクションをしました。

市庁舎の壁面を使ったビジュアルブレスト

ACYや横浜市文化観光局と議論を重ねながら、「創造の担い手=クリエイター」の活動が横浜の街にどのように作用してきたかを振り返ることが、不確実な時代において横浜の未来を描くヒントになるかもしれないと考えました。港町・横浜ならではの歴史、文化、風土といった環境に『創造性』がインストールされて生まれた多様な活動を、「ビジュアルブレインストーミング」のコンセプトのもと、約100枚のA1サイズパネルで展示しています。

【 パネル①】

【パネル② 】

100 visuals

100の風景

様々な方々のご協力を得ながら、「創造の担い手=クリエーター」の振る舞いが街にどのように作用してきたかを振り返りました。多様な活動を鳥瞰ではないヒューマンスケールの視点で切りとり、均一サイズで壁面を構成し、年代やジャンルでまとめることもしません。それにより、「横浜×クリエーター」をある程度、客観的にフラットな視点で見渡せると考えました。

100のコピー

背景色を12のジャンルごとに設定し、それぞれのパネルに「〇〇な横浜」を想起させるようなキャッチコピー を表示。これからどんな横浜になって欲しいかを見た人それぞれが考えるような展示にしました。

インタラクション

壁面前にある投票箱にアンケートを入れるところまでを一連の企画とし、皆様が好きだと感じる「クリエイターが生み出した風景」に投票してもらうスタイルに。また、不定期に普段はACY事務局で行っている相談窓口を出張で行いました。

【 出張相談窓口】

【 アンケートの実施 】